今年の伊吹山薬草サミットは15回目になります。 今年は米原町が担当です。8月9日(薬ヤクから開催日を決定)には伊吹山を中心とした岐阜県と滋賀県山麓の20市町村の首長が集まって、伊吹山の薬草にちなんだ各市町村の薬草を用いた健康との取り組みが報告されるのです。 今年担当である米原町の醒ヶ井は日本武尊の命を救った伝説の湧水「居醒の清水」があり、ここからの清流が地蔵川となり、その地蔵川に「梅花藻」が咲き乱れています。梅花藻は醒ヶ井養鱒場の清流にも見られます。 この清流の証人であるバイカモを顕彰すべく7月に自生地を訪問しました。バイカモは花の形から名付けられたものでぴったりの名前と言えます。 バイカモは日本特産でその学名はRanunculus nipponicus(Makino)Nakai var.submersus Haraである。類縁種にはイチョウバイカモ、ヒルゼンバイカモ、ヒメバイカモ、チトセバイカモ、オオバイカモがある。岐阜県にはバイカモとイチョウバイカモが分布する。
|